もう受けた?腸もみの流行と世間の関心の変化

腸もみ

2016年に腸もみを始めた当時は、「腸?なにそれ、マニアックだね」とバカにはされないものの、確実に笑われてスタートしたのですが、そんな人たちからも今は「世間が麻紀ちゃんに追いついたね!」なんて言ってくれるようになりました。開業当時に来てくれた方は便秘に悩む人というよりは、腸もみに関心の高い人といった感じでした(今振り返るとすごい!来てくださったみなさん、本当にありがとうございます!)。

今では特段健康意識が高いわけでもない(低くもなくて、至って普通くらいの)男性でも「腸って大事っていいますもんね!」と私の事業に賛同してくださるのですが、それでもまだまだ認知されたとは言い切れないのが現状だと思っています。

そんなことを思う今は2024年10月ですが、あなたは今の時点ですでに腸もみを受けられたことがありますか。

この記事では、2016年に腸セラピストとして活動をスタートしたころからの、世間の反応を振り返ってみたいと思います。ちなみにこれらはアンケートを取ったとかではなく、あくまでも私の感覚です。

目次

転換期は2018年のテレビの力

2016年に神戸で細々と腸もみサロンを経営し、引っ越しとともに2017年に大阪市で心機一転、屋号も変えて再スタートしました。
そして明らかに転換期となったのが2018年の夏です。今でもよく覚えています。急にブログのアクセス数もご予約も増えたんですね。

何がそうさせたのかすぐにはわかりませんでしたが、ひとりのお客様がその答えを教えてくださいました。それは、あるバラエティー番組で女性タレントが腸もみを受けているんだと言ったことで、何それ!ってなってお店を探したとのこと(ここでの女性タレントとはMEGUMIさんではありません。のちに出てきます)。

女性タレントさんが通われていたのは東京ですが、当然「大阪にもあるんじゃないか」と探しますよね。私のサロンには駐車スペースがあるし、高速道路も近いので、わりと遠方からのお客様もいらっしゃいました。人口密度が高いエリアに住んでいるのに、近所の人が全然来ないという不思議な時期でした(今はご近所さんも非常に多いです)。

いやーテレビの力ってすごいなと、改めて感じましたね。恩恵を受けました。笑

2019年に別の角度のニーズを知る

もともと講師歴が長い私は、腸もみができるセラピストを育成するスクールを2019年に始めます。
このときはLPを1つ公開していただけで、積極的なアピールはしていなかったのですが、2019年の1年間で12名の受講者さんが来てくださいました。

LP1つを公開しただけでですよ。このLP公開に至っては広告宣伝費0円です。当時はどういう人が受講してくださるのか全然想像がついていなくて、1人でも来てくれたらいいなというふわふわした感覚でした。

実際に来てくださった方に聞いてみると、様々なご経験(ご自身の体調不良や闘病生活だったり、看護や介護などの仕事を通しての気づきだったり)から、「多くの人に腸もみを届けたい!」という方々だったんですね。看護師さんが多いのも驚きで(薬で治す分野の人だとばかり思っていたので)、また人の身体に触れたことがないけれど、これからセラピストになりたい!と夢を掲げてくださる方が多かったのもまた驚きでした。

そんな方々が、よくぞこのスクールを見つけてくださったなと。ありがたい気持ちも溢れました。
そこからコロナ渦に入っても途切れることなく、スクール受講者さんがいらしてくださっています。

テレビでも時々

それからはNHKでも民法でも時々、腸活が話題になっています。スマホで手軽に読める記事にも、「腸内細菌と〇〇の関係!」という感じで増えてきた印象があります。

まぁ、スマホで目にする情報は、普段の自分の関心事ですよね。世界中の情報が片手におさまるスマホ1つで見ることができるかというと全くそんなことはなくて、普段の生活で検索したり、好んで読んでいるジャンルのものがどんどん入ってきます。だから健康に関心がない人は、腸活や腸もみといった言葉自体も聞いたことがないとおっしゃいます。(先日、塩分は足りているのか?という体調の30代女性が、塩分はしっかりポテチとマクドナルドのポテトで摂っているのに~とおっしゃって、唖然としたことを思い出しました。この常識の差、です)

検索ワードに変化が見えた

そしていよいよ、世間の関心具合が変わってきたなと感じたのが、ネット検索する時の検索ワードです。
2018年のテレビ番組で「腸もみ」という言葉を知った人が多いなという印象ですが(世間的にはここが第一弾くらい)、当時はどちらかというと「腸もみって何?」とか「腸もみって効果あるの?」とかいうふうに、ちょっと怪しんだり探ったりしている感覚もありました。 

ところが最近は、「腸もみ 大阪」というふうに、エリアを入力するケースが増えているように感じます。

「大阪」や「東京」は前々から検索されていましたが、地方とか、大阪でも「東大阪」というふうに、「自分の行ける範囲で腸もみサロンはないか?」という意図が汲み取れるような検索ワードになってきています。ここに世間の関心の変化が見て取れるのではないでしょうか。

まとめ

例えばアロマセラピーが登場した時も、それは一部の意高い系女性のものというイメージがありました(何の意識だ笑)。ところが今はもっと身近になったり、介護施設やクリニックでも焚かれているところもあります。セラピストになるつもりはないけれど、アロマセラピストのスクールに通っているという人もいます。

そんな感じで、腸もみも時間とともに少しずつ生活に馴染んで、でもどの家庭でもアロマ(精油)の瓶があるわけではないけれど、聞けばなんとなくわかるというくらいになるのかなと思っています。

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